商品先物取引を始めよう
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商品先物取引を知るためには、まず先物取引を知っておきましょう。
先物取引というのは、商品先物取引所が扱っている商品についての売買を行う取引です。
簡単に言えば、お店に売っている物を買うのと基本的には変わりません。
もし家電量販店で、15万円で買ったパソコンを、知り合いに17万円で売ったら、その分の2万円は儲かります。
それを複雑にした物が金融取引であり、その中のひとつが先物取引です。
パソコンの売買のような上記の例のような取引は、「実物取引」といいます。
リアルタイムの値段で売買を行い、その商品とお金を交換するのが実物取引ですね。
しかし、先物取引というのは、その場での交換をする取引ではありません。
ある将来の一定期日にその商品を受け取れる権利を売買するというものです。
例えば、家電量販店でパソコンを買いに行きます。
ところが、お目当てのパソコンは現在品切れでした。
パソコンの値段は現在15万円ですが、近い将来相場が13万円に下がるという話がありました。
ただ、それの値下げの話は本当かどうかはわかりません。
そして、店長と話し合いの結果、一週間後にこのパソコンを14万円で買うという予約をしました。
その結果、1週間後にその相場は15万円から変化せず、1万円安く買う事ができました。
これが先物取引の取引例です。